一般入試は「大学入学共通テスト」と大学独自の「個別学力検査」で構成されています。
高校卒業(見込み)、高校卒業程度認定試験合格者(旧大検合格者)であれば誰でも受験が可能です。
大学入学共通テストは以前のセンター試験同様、1月に行われます。
また個別試験の前期日程は2月初旬、後期日程は3月中旬くらいに実施される大学が多いです。
国公立大学入試
国公立大学入試は、一次試験として大学入学共通テスト、二次試験として各大学の個別試験を行い、それらの結果を総合して合否を判定します。
どちらの結果を重視するかは各大学により異なります。
大学が求める学生のタイプにより得点比重が変わりますので、自分の志望校がどちらを重視しているか把握した上で受験に臨みましょう。
個別試験の仕組み
個別試験は、分離分割方式により前期試験と後期試験に分かれています。(一部、中期日程を設けている大学もあります。)
分離分割方式とは、同一大学・学部が募集人員を前期と後期に分けて2回個別試験を行う方法です。
これにより受験生は2回の受験チャンスを得ることができます。
ちなみに前期日程に合格し入学手続きを行うと、後期日程の合格資格は失ってしまいます。
そのため前期日程で第一志望の大学に出願するのが一般的です。
私立大学入試
私立大学の入試は、「個別試験のみ」「大学入学共通テストのみ」「両方受験」という3つの方法があります。また「全学部日程」として、1日に全学部を受験できる学校や、3回の受験チャンスを設けている学校もあります。
私立大学入試の対策
一般入試の形式は、大学によって様々です。
受験科目が1教科だけの大学や小論文のみの試験を行う大学など、多様ですので、募集要項をよく確認しましょう。
また出題内容について、過去問題から傾向が大きく変わることがよくあります。
過去問題演習だけで油断をしないよう、幅広い学習を心がけましょう。