大学推薦入試には、「学校推薦型選抜」と「総合型選抜」の2種類があります。
従来の「推薦入試」「AO入試」から、2020年度に改められました。
従来の推薦入試が受験生の「知識・技能」や「思考力・判断力・表現力」を十分に評価できていなかった、という課題をふまえ、
現在の学校推薦型選抜と総合型選抜は以下の評価方法で行われています。
学校推薦型選抜
在籍する高校の推薦を受けることで出願できます。選考方法は書類審査、小論文、面接が中心です。
学校推薦型選抜には「指定校制」と「公募制」の2種があります。指定校制は大学が指定した高校から、指定の人数の枠内で出願できます。
一方公募制は、大学の求める条件を満たせばどの高校からも出願できますが、その代わり指定校制に比べると、合格難度が高い選抜と言えます。
総合型選抜
総合型選抜は、大学が求めている学生を選抜する入試です。各大学は「アドミッション・ポリシー」として、どのような学生を求めているかを具体的に示しています。
選抜方法は多様であり、小論文・面接・ディベート・プレゼンテーションなど、大学ごとに独自の試験を実施しています。
志望する大学のアドミッション・ポリシーをよく調べた上で対策することが求められます。